酪農家インタビュー

いつも真面目に、まっすぐな牛乳を届けたい。

田原市 河辺牧場

河辺さん

  • 牧場について

    牧場について教えてください。

    現在、乳牛(ホルスタイン)が約65頭、肉牛や子牛を含めると、全部で200頭近くの牛を飼育しています。
    牛は一頭ずつ繋がれ、自分のスペースで過ごす牛舎で管理しているので、一頭ごとに様子が見やすい環境になっています。そこで搾乳を行い、日々の世話をしながら、一頭一頭の状態をしっかり見て管理しています。

  • 牛への想い

    牛を育てるうえで、大切にしていることや日々心がけていることは何ですか?

    一番気をつけているのは、やっぱり健康管理ですね。
    病気を早く見つけて治療することが、牛の命を守ることにも、おいしい牛乳をつくることにもつながるので、そこは特に意識しています。
    牛は言葉を話せませんが、その代わり、体調は行動にけっこう出るんです。寝方がいつもと違ったり、動きが少なかったり、乳房の張り方や生乳の色・質が少し変わったり…。など、細かい変化で体調を教えてくれます。
    子牛は分かりづらいんですけど、「今日はあの場所でずっと寝ているな」「あまり動いていないな」といったほんの小さな違いを見逃さないようにしています。
    生き物ですから、とにかく命を落とさないように、毎日こまめに気を配ることが一番大事だと思っています。

  • 地域とのつながり

    地域との関わりや、地元の方とのエピソードを教えてください。

    牧場見学は多くはありませんが、たまに近所の子どもたちが見に来てくれます。
    うちの牛乳は“どうまい牛乳”として地元でも親しまれているんですが、 だからこそ味や風味が変わらないように、いつも真面目に、まっすぐな牛乳を届けたいと思っています。
    期待して買ってくださっている地域の皆さんのためにも、「変わらないおいしさ」を守り続けたいです。

  • やりがい

    酪農の大変なこと、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

    一番大変なのは、やっぱり“休みがない”ことです。
    生乳は365日休みなく出荷するので、当然、毎日牛の世話が必要です。ゴールデンウィークやお正月のニュースで「何万人が海外旅行へ」と見ると、「いいなぁ」と思うこともあります(笑)
    でも不思議と、サラリーマンのように「月曜日が憂うつ…」みたいな気持ちにならないんですよ。休みがなくても苦に感じないんです。
    それは、たぶん“牛が好き”ってことなんだと思います。 この仕事自体が好きだからこそ、ここまで続けてこられているんだと思います。

  • 中央製乳との関わり

    中央製乳と一緒に歩んできた中で、どんな思いや安心感がありますか?

    この地域の子どもたちは、保育園や学校給食で中央牛乳を飲んで育っています。
    自分たちの搾った牛乳が、地元で飲んでもらえるというのは、やっぱり特別なことですし、ありがたいですね。
    田原地域の酪農家が搾った生乳でつくられた“どうまい牛乳”としてブランド化していることもあって、地域にしっかり届いている実感があります。
    あとは、「子どもたちが自分たちの牛乳を飲んでいる」という誇りが、この仕事の励みにもなっていますね。

  • メッセージ

    牛乳を飲んでくださるみなさんへ、メッセージをお願いします。

    牛乳は昔から、たくさんの栄養がつまった素晴らしい食品だと思っています。
    毎日飲んでいただき、本当にありがとうございます。
    これからも変わらず、おいしい牛乳を届けていきますので、ぜひ続けて飲んでいただけるとうれしいです。