小学生の頃に学校の社会見学で中央製乳を訪れ、沢山の食品を機械で製造しているのを見て、自分でも作ってみたいという夢が芽生えました。その後、高校の求人で中央製乳を見つけ、小さい頃から家や学校で飲んでいた中央牛乳を今度は自分が製造する側になり、もっといろんな人に中央牛乳を飲んでほしいと思い応募しました。入社前のアルバイトでも何度か体験として実際に職場で働かせてもらいましたが、先輩方が丁寧に教えてくれたのでとても働きやすいイメージがありました。入社当初は未知の世界に送り込まれたように知らないことばかりで不安もありましたが、一方で新しいことを覚えるという楽しさもありました。
現在は400gヨーグルト製造を担当場所としています。実際に作業すると多くの工程や手順があって覚えることが沢山ある上に、異物混入対策など、食品を造ることへの面白さと難しさも学びました。造るのは大変ですが、お客様を第一に考え、おいしく、安全に食べて頂くことを心掛けて仕事に励んでいます。今では「おいしい!」などの声を聞くことが仕事のやりがいになっています。人間関係においても、入社したての頃は「どんな先輩がいるんだろう」「怖くないといいな」など、不安要素が沢山ありました。私が所属している課はパートの方も多く、正社員以外の方とも接する機会が多いのですが、みんな人当たりが良く、わからないことも手厚く教えてもらえるので、当初抱いた不安は瞬く間になくなりました。基本的にひとりで作業することはなく、コミュニケーションがとりやすいのが中央製乳の好きなところです。
私の課はヨーグルトの他にアイスやプリンなども製造しているので、別の場所で新たに機械の操作を覚えて自身のスキルを増やすことが今後の目標です。入社してから仕事に対して“どうしたら効率的に作業ができるか”等を考えることが増え、同時に仕事への情熱も増えていったように思います。いろいろ成長した点はありますが、一番成長したのは自社製品への愛情です。実際に愛情込めてつくった製品がスーパーに並び、お客様が手に取るところを見た時「ちゃんと食べてもらえているんだな」と確認できて、改めてこの仕事を選んで良かったと思います。これを糧に、より一層会社の理念に基づいて仕事に励んでいきたいと思います。最初は誰もが不安だと思いますが、私が先輩にしてもらえたように、丁寧に優しく教え、温かく迎えるのでおいしく、安全な製品を一緒に届けられたらと思います。