保育園・幼稚園での日々があとわずかになった、年長さんの子どもたち。たくさんの思い出がある園での生活、終わりが来るのがすこし寂しくもあるけれど、小学校に上がることに目がキラキラしてしまうぐらいの期待の日々を送っているのではないかなと思います。そして、それはきっと親御さんたちも同じですよね。
さて、そんなお子さんたちが小学校に上がると、嬉しい反面、親御さんたちは一つ心配なことがあるようです。それがこれ!給食牛乳を自分の手でひらいて開けること。園では先生がカップに牛乳を注いでくれていました。でも小学生になったら自分で開けなければなりません。そして今の給食牛乳はビンではなくパックなので、今まで牛乳パックを開けたことのないお家の親御さんは、さぞかし心配してしまうことだろうと思います。うちの子、自分で開けてちゃんと牛乳飲めるのかなぁ…なーんて。

そんなお子さんや親御さんたちのために、中央製乳では「給食牛乳のあけかた練習会」を行っています。幼稚園や保育園、子ども園様をおたずねし、給食の時間を利用し小学校と同じ牛乳パックをひとりで開ける練習をして、「できた!」という経験と共に安心して小学校に上がってもらうためです。
最初は空のパックで練習します。
スタッフが丁寧に説明しながら、まずは自分で開ける体験をしてみます。なーんだ。これならよゆうだよ!という感じで、最後まで開けられる子がほとんどです。それもそのはず、給食牛乳は小さなお子さんでも簡単に開けられるよう、閉じるところを普通の牛乳パックよりも弱い圧着にしているのです。ですので、何の抵抗もなく最初からできてしまう子が大半。まれに手こずるお子さんもいますが、まずは練習ですから…本番で開けられればいいし、さらに言えば小学校に上がってからできればいいですよね。そのころには手の力も強弱のコントロール力も今より強くなっていることでしょうね。
給食の時間になったら、いよいよ牛乳入りの本物パックでいざ本番!さっきと違って重量があり、ひんやりしたパックの感触の違いに、子どもさんたちのちょっとした緊張と「きっとできるはず!」という自信が伝わってきます。
さあみんな自分のところに牛乳はあるかな?じゃあ練習通り開けてみてね。きっとできるよ。…ほら出来た!みんな上手だよ。心配ないね。これでまた一年生に近づいた。この調子でいけば、4月にはすてきな一年生になれるね。牛乳も最後までおいしく飲んでね。

自分で開けられると、とっても大きな笑顔でわたしたちにお知らせしてくれる子どもさんたち。小さなことかもしれませんが、こうやって一つ一つ自分でできることを増やしていくのが、自信になり、挑戦してみようという気持ちの源になり、それがこれから成功体験を重ねるうえでとても大切なことになりますよね。成功体験は重ねれば重ねるほど、困難にぶつかった時に、立ち向かうパワーの根拠になるのではと思います。給食牛乳にも、わずかながらそのお手伝いができているといいですね。
小学生に上がる皆さん、これから9年間の長いお付き合いになります。どうぞこれからも元気に学校に通って、給食牛乳をお友達と一緒においしく飲んでくださいね!